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トウキョウサンショウウオ
- 2011/04/06(Wed) -
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トウキョウサンショウウオ<Hynobius tokyoensis
2011年 4月 1日 東京都

トウキョウサンショウウオは関東地方(群馬県はいません)から福島県にかけて分布するサンショウウオですが、主要な生息地は関東地方(群馬県を除く)であり、その中のかなり狭い範囲に生息しています。

トウキョウサンショウウオは止水性のサンショウウオで、標高300m以下の丘陵地や低山の雑木林などで生活しており、山間の池や湧水、水田、小さな緩い流れの沢とその周囲の林が、繁殖場所と生活の場所となっています。
関東地方を代表する身近なサンショウウオだと思います。

※止水性のサンショウウオとは、池や沼といった水の流れがあまりない場所で産卵を行うもののことをいいます。

普段は、上記の生活の場所(水周りの林)の地中の中で、ひっそり単独で生活しており、また夜行性なので姿を見ることは難しいです。
そんなトウキョウサンショウウオを観察しやすい時期は越冬前の秋と繁殖期の春です。
 
秋になると、サンショウウオ達は冬を十分に越せるように餌を求めて活発に活動します。
普段は夜行性ですが、この時は昼間や午前中にも見つかることもあるようです。
11月いっぱいは活動を続け、ミミズ・クモ・ワラジムシ・ダンゴムシなどの土壌生物をたくさん食べて、十分に太ってから冬を迎えます。


繁殖は2~3月に行われ、(千葉県の房総半島など暖かい場所では12下旬から始まるところもあるようです。)4月の中旬まで続くようです。
サンショウウオのオス達は、日中は落ち葉の下や水底の泥の中に隠れていますが、日没後に姿を現し、メスを求めて水中を徘徊します。
その後、メスがやって来て、適当な枯れ枝や枯れ葉などに未授精の卵を産み付けます。オスはその卵に精子を受精させようと我先に卵に抱きつき放精します。

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こちらがトウキョウサンショウウオの卵です。触るとプニプニしていますが、弾力がありハリがあります。


卵は5月始めには孵化が終わります。幼生はとても食欲旺盛で、ミジンコやユスリカの幼虫など、生きているもので口に入るものは何でも食べます。
上陸は個体により差はありますが、7~10月くらいに行うようです。(稀に幼生のまま越冬することもあるとか)
上陸するまではすごく大変で、特に孵化直後はヤゴやマツモムシなどの水生昆虫や、イモリなどの捕食者に多くの幼生が襲われます。
また、幼生の共食いもあり、上陸できる個体は産卵された卵のうちの5%にも満たないところもあるようです。

上陸した幼体は、成体と同じように水場の周囲に広く分散して生活します。
上陸後の主要な天敵はタヌキ、モグラなどの哺乳類やヘビ類です。しかし、上陸後はひっそりと地中で生活するため、生存率はかなり高く年間70%にも達するそうです。
小さな幼体は4~5年かけて成体になります。トウキョウサンショウウオの寿命は長く、10年生きる個体も少なくないようです。

トウキョウサンショウウオは人里の近くで生活しているため、道路の建設や宅地の建設などにより生息できる場所が少なくなり数が減少してきています。(保護活動が行われて数が増えている地域もありますよ!)
また、集団で繁殖するためペット業者に卵を大量に採集されているということも減少の一つになっています。


私がよく行く里山ではトウキョウサンショウウオの保護活動を行っている方々のおかげで、サンショウウオの数は年々増えているのですが、他の地域はどうなのでしょうかねぇ。。。
この先何十年経っても彼らには生き残ってほしいです。


去年、東京でサンショウウオが見れると知った時は本当にびっくりしたなぁ。
あの時は卵と幼生しか見れなかったけど、今年は成体を見ることができて感動した(´V`)
また見たいなぁ。トウキョウサンショウウオも可愛かったー!



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